午後からはルアーナ先生が当園の職員に向けて、モンテッソーリの研修を行って下さいました。子どもたちがお仕事に取り組んでいる姿を観察されたので感想を伺ったところ、整然とお仕事に向き合っている姿勢から、日々のお仕事の積み重ねと子どもたちの意欲に感心されていました。普段、イタリアでモンテッソーリ教師の育成にあたっているルアーナ先生からは、マリア・モンテッソーリの思いを次の世代に受け継いでいかなければならないという強い願いを感じました。子どもたちが一人で出来るように、私たち職員もまた、観察しながら、考えながら、知識を深めて子どもたちと関わっていかなければならないと痛感いたしました。当園で月に数回行っている園内研修では、子どもたちをどのように観察し、どのように援助していくかを考え、知識を深める時間を設けております。その時間がいかに大切かを改めて感じました。 約2時間にわたる研修でしたが、モンテッソーリ教育の神髄に触れたその内容に職員一同、感銘を受け、大変充実した時間を過ごすことができました。